ケアリ家の黒い遺産(上)

扶桑社ミステリー

リチャード・ノース・パターソン / 大西央士

2000年3月31日

扶桑社

733円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

やり手の営業マンから出版社のトップにのぼりつめたジョン・ケアリは、強引な手腕を発揮して有力な著者を次々に獲得し、一大出版王国を築いた。彼の悩みといえば、対照的な性格の二人の息子チャールズとフィリップのどちらを後継者にするかということだった。時あたかも戦後の赤狩り旋風が吹き荒れるさなか、ケアリ社にも下院非米活動委員会から脅しに近い圧力がかかるが、チャールズひとり強気の姿勢を崩さなかった。だかそれを理由にケアリ家にとりつき、監視し、一族を災厄と悲劇に導くことになる執念深い男がいた。

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