
チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン / 門田 美鈴
2000年11月30日
扶桑社
1,100円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
世界のトップ企業が研修テキストに使用する1999年度全米ビジネス書ベストセラー第1位の翻訳。
みんなの評価(252)
starstarstar読みたい
252
未読
129
読書中
30
既読
1526
未指定
1297
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (29)
シンプルに変化への対応が分かる!
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね2件
保守的に変化していく現代っ子には分からん
まず、ネズミも小人もチーズがなくなってから行動するところに違和感を感じました。(現代の)私たちは環境の変化にはむしろ敏感で、今あるチーズが少なくなっている事にも、古く不味くなっている事にも気づくはずです。そこで、古いチーズでも「ないよりはマシ理論」で、なくなるまでは古いチーズもキープしながら、同時進行で新しいチーズを探します。私の周りはそんな人ばかりです。私もそう… 変化は唐突なものに限りません。チーズが徐々に減っていったことも変化なのだから、新しいチーズを探すために徐々に準備をすることも変化です。そこまで恐怖を伴うものでしょうか。 それから、チーズとは何かについて考えることが最も重要です。「仕事を変えるのじゃなく、自分の仕事のやり方を変えなければならなかったんだ。」というのがありましたが、今手元にあるチーズの本当の味も知らないのに、次の新しいチーズを求める人の多いこと…。恐怖を伴わない分、変化に対しての躊躇がなさすぎる。否定しているわけではありませんが、チーズを見つけるまでの過程だけを楽しんでいるように思えます。 高校生の時に読んでなんのこっちゃだったから、今読んだら何か得られるかなと思っていましたが、私は保守的で、ヘムのように理屈っぽいのかもしれないです。なんだか内容が古臭く感じました。(でも語りがいのある話!)
全部を表示ー部を表示いいね2件
(無題)
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね1件
変化を恐れるな。
変化は起きる 変化を予期せよ 変化を探知せよ 変化に素早く対応せよ 変わろう 変化を楽しもう 進んで素早く変わり再びそれを楽しもう チーズ常に持っていかれ、消える チーズが消えることに備えよ 常にチーズの匂いを嗅いでいれば、古くなったのに気がつく 古いチーズを早く諦めれば、それだけ早く新しいチーズを楽しむことができる チーズと一緒に前進しよう 冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう チーズは常に持ってかれる まさに、進学、就職、結婚、出会いと別れ。 そんなターニングポイントで読むことが推奨される、そんな大きな変化に備える方法を教えてくれる本。 チーズという1つの目標に向かって、 それを食べたいがために、 常に努力を絶やさず探し続けるネズミたち 一度の安心に慢心しだらける人間たち 変化を恐れて行動できないヘム そして、恐怖を乗り越えて変化を楽しもうと前向きに進むほー 多種多様な視点から1つの変化に対してわかりやすく描かれた本作。 僕にとってのチーズとはなんだろう。 一言で表すと、居心地の良い空間かな。 居心地が良いというのは… •自分のありのままの姿を出せる •わがまま、本当の気持ちを言うことができる •一緒にいるだけで安心感のある •自分が何かを与え、そして何かを得ることができるギブアンドテイクの関係 •楽しい、幸せ、一緒に時間を過ごしたいと思える。 そんな環境のことだ。 具体的には、それ家族であり、友人であり、そして師である。 この22年間で私は多くの恵まれた出会いを得た。 小学校の仲間たち。 中高の友人たち。 大学のサークル、ゼミ、アルバイトの友達。 小中高で1人ずつ尊敬し、仲睦まじく接することができた先生方。 そしていつ何時も支えてくれた家族 そんなみんなとも4月からお別れだ。 もちろん一生のお別れではないことはわかっている。それでも、会う頻度は極端に減るし、自分も自分で新たに人生を歩んでいかなければいけない。 不安も少しある。 だけどこの本に出会う前から期待と希望に私の心は満ち溢れていた。 小中高大、習い事、部活、留学、アルバイト、ゼミナール研究、就職活動を通して、僕は自分を知り、自分のやりたいこと夢を知り、世界を知った。 今度はそれを自分の力で実行していく段階だ。 もう計画は必要ない。 僕の前に決まったレールも道もない。 いくらでも選べる。 ある曲がり角には落とし穴があるかもしれない。 ある暗がりには近道があるかもしれない。 でもそれを一つ一つ自分で決断して、その無数にある分かれ道を満足して進んでいくこと。 それがこれからの人生なんだ。 とぎどき後ろを振り返ることがあるかもしれない。でも知っての通り、過去は変えられない。それでも未来は変えられる。 だからこそ、周りを頼ることを忘れずに、 変化を自分に社会に世界に引き起こしていきたい。 気をつけなければいけないことは… 常にアンテナを高く、視野を広くすること。 今目の前にある現実が永遠に続くありふれたものと思わないこと。 批判的に、早く、ダイナミックに変化を捉えられるように。 ネズミたちのように常に満足せずに、自分のハングリー精神を信じて、行動できるように努力を積み重ねていきたい。
全部を表示ー部を表示いいね0件
「常に考え、行動するべきだ」と教えてくれる本
『仕事は楽しいかね?』に似通った部分が多いなあ、と思いました。そちらも合わせて読んでみると、面白いかもしれません。 私たちは、いろんな面をもっています。変化に立ち向かおうとするとき。とにかくがむしゃらに行動するとき。何もかもが億劫で、行動したくないとき…。 小人とネズミは、まさに私たちそのものだと思います。 私たちにとっての『チーズ』とは何でしょうか。きっと、今置かれている状況や環境によって異なるだろうと思います。その『チーズ』を求めるために、今自分は『迷路』に1歩踏み込めているのか・歩みを進めているのか、と自問すると…どうでしょうか。 「完璧」というものに慣れてしまってはいけないのだな、と。精神的に常に向上心をもっていたいなと感じました。
全部を表示ー部を表示いいね0件
変化するものだけが生き残る
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
変化を恐れるな。
変化は起きる 変化を予期せよ 変化を探知せよ 変化に素早く対応せよ 変わろう 変化を楽しもう 進んで素早く変わり再びそれを楽しもう チーズ常に持っていかれ、消える チーズが消えることに備えよ 常にチーズの匂いを嗅いでいれば、古くなったのに気がつく 古いチーズを早く諦めれば、それだけ早く新しいチーズを楽しむことができる チーズと一緒に前進しよう 冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう チーズは常に持ってかれる まさに、進学、就職、結婚、出会いと別れ。 そんなターニングポイントで読むことが推奨される、そんな大きな変化に備える方法を教えてくれる本。 チーズという1つの目標に向かって、 それを食べたいがために、 常に努力を絶やさず探し続けるネズミたち 一度の安心に慢心しだらける人間たち 変化を恐れて行動できないヘム そして、恐怖を乗り越えて変化を楽しもうと前向きに進むほー 多種多様な視点から1つの変化に対してわかりやすく描かれた本作。 僕にとってのチーズとはなんだろう。 一言で表すと、居心地の良い空間かな。 居心地が良いというのは… •自分のありのままの姿を出せる •わがまま、本当の気持ちを言うことができる •一緒にいるだけで安心感のある •自分が何かを与え、そして何かを得ることができるギブアンドテイクの関係 •楽しい、幸せ、一緒に時間を過ごしたいと思える。 そんな環境のことだ。 具体的には、それ家族であり、友人であり、そして師である。 この22年間で私は多くの恵まれた出会いを得た。 小学校の仲間たち。 中高の友人たち。 大学のサークル、ゼミ、アルバイトの友達。 小中高で1人ずつ尊敬し、仲睦まじく接することができた先生方。 そしていつ何時も支えてくれた家族 そんなみんなとも4月からお別れだ。 もちろん一生のお別れではないことはわかっている。それでも、会う頻度は極端に減るし、自分も自分で新たに人生を歩んでいかなければいけない。 不安も少しある。 だけどこの本に出会う前から期待と希望に私の心は満ち溢れていた。 小中高大、習い事、部活、留学、アルバイト、ゼミナール研究、就職活動を通して、僕は自分を知り、自分のやりたいこと夢を知り、世界を知った。 今度はそれを自分の力で実行していく段階だ。 もう計画は必要ない。 僕の前に決まったレールも道もない。 いくらでも選べる。 ある曲がり角には落とし穴があるかもしれない。 ある暗がりには近道があるかもしれない。 でもそれを一つ一つ自分で決断して、その無数にある分かれ道を満足して進んでいくこと。 それがこれからの人生なんだ。 とぎどき後ろを振り返ることがあるかもしれない。でも知っての通り、過去は変えられない。それでも未来は変えられる。 だからこそ、周りを頼ることを忘れずに、 変化を自分に社会に世界に引き起こしていきたい。 気をつけなければいけないことは… 常にアンテナを高く、視野を広くすること。 今目の前にある現実が永遠に続くありふれたものと思わないこと。 批判的に、早く、ダイナミックに変化を捉えられるように。 ネズミたちのように常に満足せずに、自分のハングリー精神を信じて、行動できるように努力を積み重ねていきたい。
全部を表示ー部を表示いいね0件
(無題)
結論、めちゃめちゃよかった。 ネズミ2匹と2人の小人の話とチーズの話。 スニッフとスカリーの2匹のネズミは単純な思考なため、素早く行動できる。 ヘムとホーの2人の小人は人間的な複雑な考えを得意とし、慎重に行動する。 ここではチーズはそれぞれにとって大切な、幸せになるためのものを指す。 ある日チーズステーションにあった大量のチーズがなくなってしまう。 2匹のネズミは前々からチーズが徐々に減りつつあることはわかっていたので、即チーズがあった場所から立ち去り、すぐに次のチーズを見つけ始める。 しかし、2人の小人はチーズは一生あるものと思い込んでいたため、しばらくショックで行動できなくなっていた。 そして、やっと時間をかけて現実を受け入れた1人は、新しいチーズステーション探すしに出かける。 やっとあるステーションの入り口でチーズの破片を見つけるが、もうそこにはチーズはない。 そしてやっとやっと大量のチーズの山を見つけた1人はそこにネズミ達がいるのも見つけた。彼らのお腹の大きさを見て彼らがもっと前からここにいたことを悟った。 1人は思った。見つけるのは大変だったけど、それまでの道のりは振り返ってみると楽しかったな、と。 --- ここからわかることは、 みんなチーズ(それぞれの幸せ)があれば安泰だと思って安心しちゃう。 だからチーズを手に入れればそれで終わり。徐々にチーズがなくなっていってることに気付かない。 そしてそれがなくなったとき、自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる。 そして、いつかチーズが戻ってくるのではないか、もうあれ以上のチーズは見つけられない、と考える。 もうチーズはないことを受け入れ、変わらなければ破滅する。 常にチーズの匂いを嗅いでみること。そうすれば古くなったことに気がつく。 新しいチーズを見つけられるか?その恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる。 まだ新しいチーズが見つかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する。 チーズがないままでいるより、迷路に出て探したほうが安全だ。 従来どおりの考え方をしていては新しいチーズは見つからない 変化を楽しもう。 みんなよりすごいことをしてる、成功におごってしまった。 それを受け入れず、それにしがみついた。 変化を受け入れない人、成功に安住する人は目の前で変化が起こっていることに気づかない。 変化を受け入れられず、怒る。
全部を表示ー部を表示いいね0件
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
Readeeユーザー
(無題)
恐怖がなかったらどうするかを考える
全部を表示
いいね2件