
公爵と銀の奴隷
ハーレクイン・イマージュ
ヴァイオレット・ウィンズピア / 堺谷ますみ
2013年5月31日
ハーパーコリンズ・ジャパン
722円(税込)
小説・エッセイ / 新書
ロザリーは、ポルトガル沖の島ヴォース・ド・マールへやってきた。島の領主ドゥアルテ・アルド公爵の娘の家庭教師として、小宮殿と呼ばれる屋敷に住み込みで働くためだ。初めて会った公爵は見上げるほど背が高く、威圧的で、6年前に悲劇的な事故で妻を亡くしたということだった。ロザリーは、彼の謎めいた目に見つめられるのが苦手だった。なぜか落ち着かない気分になり、つい生意気なことを言ってしまう。馴染みのない感情をもてあまし、ロザリーはひとりピアノを弾いた。夕闇の中、公爵がじっと耳を傾けていることに気づいたとき、彼が言った。「誰か、愛する男を思って弾いていたのだろう?」ロマンスの草創期に活躍した不世出の名作家が1972年に出版した作品の初邦訳。印象的な台詞の数々と美しい描写に彩られたロザリーの初恋が、みずみずしく、そして切なく、読者の心を震わせる。
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