ボスからのプロポーズ
シルエット・ディザイア
ミシェル・セルマー / 八坂よしみ
2007年10月31日
ハーパーコリンズ・ジャパン
712円(税込)
小説・エッセイ / 新書
ゾーイのボス、ニック・ベイトマンは不幸な生い立ちゆえに、早く結婚して家庭が欲しいと渇望している。だが彼は焦るあまり、いつも難のある女性を選び、あとになってからようやく過ちに気づくのが常だった。今回も例外ではなく、彼は土壇場で婚約者の本性を知って別れた。気落ちするニックを、ゾーイは部下として友人として慰めるが、あろうことか、燃えるような一夜をともにしてしまう。翌日、ゆうべの出来事はなかったことにしようと約束し、二人はただのボスと部下という関係に戻ったかに見えた。数週間後に、ある事実が発覚するまでは。
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ボスとスタッフの恋とその妹の彼女
一夜限りの情事で妊娠が発覚したゾーイ。ゾーイは大家族で9人兄弟。母の出産に立ち会ったり、兄弟の面倒をみたりしていたので結婚や妊娠がどれほど大変かよく知っている。逆にニックは一人っ子で金は腐る程あるが家族に飢えていたので、ゾーイの妊娠に大喜びする。早速、結婚しようとニックは言うが、ゾーイはまず2人とも現実を見るべきだと言う。例えば同棲をしてみるとか。その提案に飛びついたニックに流されて2人は同棲を始めた。まず猫派のゾーイと犬派のニックは飼っている動物が最初は仲違いすると読んでいた。そしてゾーイが「冷凍庫にダイエット食品はあるし、料理なんてする必要はないわ」と朗らかに言ったのが印象的だった。そしてハーレクインにしては超珍しく、ニックは綺麗好きで料理好き。会社では社長として働いてるぶんのギャップが凄い、なんだこのイケメン。2人の初めてのデートは、ゾーイが料理を見て具合が悪くなり、映画館では号泣して、失敗に終わる。ニックはゾーイを尊重して穏やかにしていた。ゾーイは「と、とっても優しいのね」と泣くのが止まらない様子。このシーンのゾーイは可愛かった。あと欲求不満な事をニックにこぼして、それが欲求不満だと気づかないゾーイが愛らしい。そこにゾーイの派手な妹フェイスが登場。付き合っている相手が、実は「彼女」だと姉ゾーイに告げるフェイス。ゾーイもフェイスの幸せを願っているので心から祝福する。ゾーイどれだけ出来た人間なんだ天使か。そして2人は「ベッドを共にする!」と決めてからなんと3回も外部からの妨害に遭った。見てるこっちが欲求不満になるわ。そして念願のベッドに入った翌日に、ゾーイが流産する。言わずもがな「妊娠したから」結婚するつもりだったので、結婚の話は流れる予定だった。だがニックは結婚式はゾーイさえよければそのまま行うと言う。そしてとうとう、ゾーイは結婚式をすっぽかす。今まで2回も結婚式をドタキャンしたニックの報いである。しかもゾーイはニックを愛してる、と言ったがニックは言わなかった。そして家のブランコにパジャマ姿で座っているゾーイに、スーツ姿でプロポーズするニック。後日談では、6人の子供に恵まれた2人。しかしゾーイが妊娠しやすい体質らしくてなんというか…恐ろしいわニック。全体的にはほんわかした話。プロポーズも、なんというか普通すぎた。
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