富豪一族のクリスマス

シルエット別冊

リサ・ジャクソン / バーバラ・ボズウェル

2003年11月30日

ハーパーコリンズ・ジャパン

1,078円(税込)

小説・エッセイ / 新書

『聖夜に乾杯』-吹雪のクリスマス・イブ、レスリーは車の中に閉じ込められ、陣痛に苦しんでいた。意識が朦朧とし始めたとき、隣人のチェイス・フォーチュンが現れ、助け出された。彼の家で世話をされるうちに憧れの気持ちが募っていくが、レスリーは彼に憎まれて当然の人間だと知る。レスリーの亡夫はチェイスの仇敵で、土地もチェイスから奪ったものだった。『傷だらけの天使』-ジョアンナは、ハンサムで高圧的な社長、ライダー・フォーチュンの秘書に雇われた。だが交通事故の後遺症で物忘れが激しく失敗ばかりし、ボスとの関係は険悪になっていった。ある夜、妹を連れたライダーと偶然クラブで出会う。いつもより優しい彼に抱き寄せられて踊り、胸が高鳴るが、彼の妹の言葉にショックを受けた。「彼女がまぬけな秘書ね」。『雪原に咲いた恋』-ナオミの娘が誘拐された。犯人はナオミの元恋人で、娘の父親だ。警察には任せておけないと判断した彼女は、追跡にかけては右に出る者がないというハンター・フォーチュンに捜索を依頼する。ふたりは犯人を追って雪山へ入るが娘はなかなか見つからず、ナオミはパニック状態に陥る。そんなナオミを見て、ハンターは彼女を抱きしめ、突然キスをした。

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