裏切られた夏
ハーレクイン・セレクト
リン・グレアム / 小砂恵
2014年8月20日
ハーパーコリンズ・ジャパン
682円(税込)
小説・エッセイ / 新書
オリンピアは病気の母を救うため、ギリシアの富豪である祖父を訪ねた。母はかつてイギリス人男性と駆け落ちしてオリンピアを産み、そのため、激怒した祖父から縁を切られていた。10年前、17歳のオリンピアは意外にも祖父からギリシアに招待された。孫娘を青年実業家ニック・コザキスと結婚させようとのもくろみだった。ニックはすばらしい男性で、オリンピアはひと目で夢中になったが、彼の親友とのあらぬ関係を言いたてられ、縁談はあえなく壊れた。オリンピアの彼への愛は、以来、行き場を失ったまま…。いまだに怒りのおさまらない祖父は、オリンピアに言い渡した。「わしの許しを得たいなら、ニックと結婚することだ」
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(無題)
リングレアムの話って構成が計算されてるんだよなと改めて感じた。映画を見ているような展開。今回の話も、金持ち一族の唯一の孫娘オリンピアが、母の為に金の無心に祖父に会うのだが祖父は全く聞く耳を持たない。最後の手段として元・婚約者ニックと再び会い「私と結婚して。ビジネスとして」と提案する。過去にニックにバカにされ浮気された挙句に「浮気女!」「友達のカテリーナに対してなんて失礼な女だ!」と罵倒されたオリンピア。この子は可哀想なくらい頭が軽いので、プライドを持つ部分が毎回間違ってる。カテリーナはニックの一族の1人で、何故かカテリーナに好き放題罵詈雑言を浴びせられても文句も言わないオリンピア。相手にしたくないんだろうが、なぜここまで嫌いな相手にドアマット系になれるのか不思議。更にハネムーン用の船で「あなたとベッドを共にしない!」と言ったせいでまた自分の首を締めて、ニックの元愛人ジゼルの雑誌を見てしまい「ジゼルの仕業だわ!」と誤解する。普通に考えてニックの一族の船なんだから、可能性としてはカテリーナだろアホか。しかしニックもカテリーナを信頼し過ぎてるのもおかしい。まあオリンピアが情緒不安定なのでオリンピアを信用出来ないのも仕方ないが、会社のトップなのに人を見る目が無いって致命的だと思う。あとオリンピアが過去の写真を隠そうとその上に腹ばいになってニックをやり過ごそうとしてるシーンは面白すぎた。オリンピアお馬鹿さん。そして妊娠したオリンピアは、ニックを屋敷から追い出す。ニックは過去を克服するべく、オリンピアの祖父スピロス、ニックの弟と両親、カテリーナを集めて、証拠を突きつける。全ての真実が明るみに出て逆ギレするカテリーナ。そして孫娘を連れてアテネに帰るスピロス。その後を追ってきたニック。しかし今回の話は後半は勢いが失速したのであまり面白くなかった。ニックがただのバカだもんな。
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