基礎系 物理学 統計力学I

東京大学工学教程

東京大学工学教程編纂委員会 / 宮下 精二 / 今田 正俊

2019年10月18日

丸善出版

2,200円(税込)

科学・技術

統計力学は、個々の系において、熱力学で状態量として扱う巨視的(マクロ) な量の間に成り立つ状態方程式を、それぞれの系の微視的(ミクロ) な情報であるハミルトニアンから導く方法を与える学問である。 本書では、熱平衡状態の統計力学の方法をGibbs のアンサンブル理論によって、主に相互作用がない場合について説明する。 まずは古典的な系を念頭におき、熱平衡状態の微視的な記述としてミクロカノニカル分布、カノニカル分布、グランドカノニカル分布を、それぞれ具体的な例を交えながら学ぶ。その後、量子系の統計力学の考え方を学び、それを用いて量子理想気体の振る舞いを具体的な例とともに学ぶ。 はじめに 1 孤立系における力学的状態の分布 2 ミクロカノニカル分布 3 カノニカル分布 4 グランドカノニカル分布 5 量子統計力学の基礎 6 量子理想気体 7 量子統計効果の諸例 8 補:位相空間とハミルトニアン 参考文献

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