五月の霜

lettres

アントニア・ホワイト / 北条文緒

2007年10月31日

みすず書房

3,080円(税込)

小説・エッセイ

主人公のナンダ・グレイはカトリックの寄宿女学校に入学し、宗教の厳格な規律に則った生活、信仰と自我、友人関係、階級の問題など、さまざまな問題に悩みながら、大人の世界に近づいてゆく。しかし彼女はある事件によって、この学校のシステムと決定的に対立することになる。A.ホワイトは日本では殆ど知られていないが、英国では著名な作家で、本書を含む四部作では、シャーロット・ブロンテを継ぐ存在と高く評価されている。また、エリザベス・ボーエンはヴィラーゴー版の序文で本書を、「少女のスクール・ストーリーのなかで、古典として残る唯一の作品」と賞讃している。

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