時間かせぎの資本主義

いつまで危機を先送りできるか

ウォルフガング・ストリーク / 鈴木直

2016年2月20日

みすず書房

4,620円(税込)

ビジネス・経済・就職

資本主義の危機を財政出動によって先延ばしする「時間かせぎ」はいまや限界に達している。ギリシャ危機とその前提であるユーロ危機に象徴的に見られるように、国家と市場の民主主義的コントロールはもはや不可能なのか。1970年代から新自由主義を経て現在にいたるまでの資本・国家・市民の力関係の変化を分析し、資本主義の限界点での可能性を示唆する。 序章 危機理論 第一章 正当性危機から財政危機へ 第二章 新自由主義改革 第三章 財政再建国家の政策 結語 次に来るものは何か? 参考文献 訳者解説 いつまで「時間」を買い続けられるか

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