キッド

僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか

ダン・サヴェージ / 大沢章子

2016年8月11日

みすず書房

3,520円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

同性カップルが養子縁組によって子どもを迎えるまでの事の次第を等身大で綴った痛快ノンフィクション。 ダンとテリーはゲイのカップル。オープン・アダプション(開かれた養子縁組)で子どもを迎えようと決めた二人だが、男二人で「育ての親」になるという挑戦に加え、「生みの母親」であるホームレスのパンク少女メリッサの事情も絡んで、縁組成立まで一喜一憂の道のりに……。前例のないさまざまなステップを踏破して、ついに愛する息子D・Jの親になるまでの自身の体験を、機知とユーモアたっぷりに語る。 自虐&下ネタ満載で(その実、真摯に)経験を語り、同性愛への偏見に対しては辛辣な皮肉の乱れ撃ち! この愛すべき著者は、世界的なムーブメントとなったIt Gets Better Projectの発起人にして「アメリカで最も有名な同性愛者の権利擁護活動家の一人」(ハフィントンポスト)。 何が人を親にするんだろう、家族って何だろう──読み進むほどにページを繰る手がもどかしいほど加速する、新しいかたちの家族の誕生物語。 ──受精── 弟の力学 ある意味進歩 不妊を嘆き合う 本物のフェミニストの男なら… 本当の理由 この本は読むな オープンとクローズド DGキッズ 友人や家族への報告 二人の関係について取り繕ったこと ラザフォード・Bの指 スーザン・シナリオ ──妊娠中── 選ばれた FAS メリッサと親しくなる 養父母候補者たち 最悪のシナリオ よき知らせが電話で届く メリッサの権利を明記する ──出産── デイヴィッド・ケヴィン ダリル・ジュード オープン・アダプションの存在理由 ──後産── 父親としての日々 バッカス ふたたびポートランド 訳者あとがき

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