デュルケーム宗教学思想の研究

山崎 亮

2001年12月20日

未来社

6,380円(税込)

人文・思想・社会

『宗教生活の基本的諸形態』を中心とするデュルケームの宗教論は、社会学、人類学のみならず、宗教学にも多大な影響を与え続けている。本書はその展開を詳細に跡づけることで、彼の人間学的な宗教理解の構造を浮彫にし、「聖俗論の元祖」「宗教の社会統合的機能の提唱者」といった従来の位置づけの再考を迫る独自の解釈を提示する。 目次 まえがき 引用略号一覧 目 次 序 章 デュルケーム宗教論の現在 第一節 デュルケーム宗教論の思想的位置 1デュルケーム宗教論の思想的立場ー合理主義ー 2デュルケーム宗教論形成への影響 3同時代の宗教論との対比ーウェーバー、ベルクソン、ジェームズー 第二節 デュルケーム宗教論の影響 1欧米における影響 2日本における受容 第三節 デュルケーム宗教論の現在 1デュルケーム宗教論研究の動向 2宗教学の視点 3デュルケーム社会学思想展開の時期区分 第四節 問題の所在 第一章 初期デュルケームの宗教論 第一節 『分業論』の問題構成 第二節 『分業論』における宗教理解ー主知主義的観点1- 第二章 中期デュルケームの宗教論 第一節 社会概念の展開 第二節 『自殺論』における宗教理解ー主知主義的観点2- 第三章 デュルケームの道徳論と宗教論 第一節 初期の道徳論 第二節 移行期の道徳論 第三節 デュルケームにおける道徳と宗教 第四章 宗教研究への傾斜と新たな展開 第一節 発生論的方法と宗教現象の定義 第二節 集合表象研究と価値論的志向 まえがき 引用略号一覧 目 次 序 章 デュルケーム宗教論の現在 第一節 デュルケーム宗教論の思想的位置 1デュルケーム宗教論の思想的立場ー合理主義ー 2デュルケーム宗教論形成への影響 3同時代の宗教論との対比ーウェーバー、ベルクソン、ジェームズー 第二節 デュルケーム宗教論の影響 1欧米における影響 2日本における受容 第三節 デュルケーム宗教論の現在 1デュルケーム宗教論研究の動向 2宗教学の視点 3デュルケーム社会学思想展開の時期区分 第四節 問題の所在 第一章 初期デュルケームの宗教論 第一節 『分業論』の問題構成 第二節 『分業論』における宗教理解ー主知主義的観点1- 第二章 中期デュルケームの宗教論 第一節 社会概念の展開 第二節 『自殺論』における宗教理解ー主知主義的観点2- 第三章 デュルケームの道徳論と宗教論 第一節 初期の道徳論 第二節 移行期の道徳論 第三節 デュルケームにおける道徳と宗教 第四章 宗教研究への傾斜と新たな展開 第一節 発生論的方法と宗教現象の定義 第二節 集合表象研究と価値論的志向

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