天皇の音楽史

古代・中世の帝王学

古代史

豊永 聡美

2017年1月20日

吉川弘文館

1,870円(税込)

人文・思想・社会

古来、楽器には神威が宿り、王権を象徴する道具と認識されてきた。前近代の天皇は幼少より管絃の習得を積み、どの楽器を演奏するかは、時には皇統の在り方をも左右した。宮廷内での権力闘争や武家との覇権争いを有利に導くための楽器選択など、音楽と天皇の権威との関わりや帝器の変遷を、古代・中世の天皇の音楽事績を紹介しつつ明らかにする。 帝王学としての音楽ープロローグ/古墳時代から奈良時代〈大王によるコトの演奏/日本古来の歌舞/大陸からの楽舞の伝来/雅楽の成立〉/平安時代(琴の時代〈桓武天皇とその子供たち/仁明天皇とその子孫/宇多天皇/醍醐天皇/村上天皇/宮廷音楽の広がり〉以下細目略/笛の時代)/鎌倉時代(琵琶の時代/両統迭立期の帝器)/室町時代(皇統分立と帝器/笙の時代/笙と箏の時代)/その後の天皇と音楽ーエピローグ

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