朝廷の戦国時代

武家と公家の駆け引き

神田 裕理

2019年9月27日

吉川弘文館

2,640円(税込)

人文・思想・社会

戦国大名が群雄割拠し、天下統一へと歩みを進めていた時代、天皇や公家たちはいかなる存在であったのか。武家の頂点にあった足利将軍や信長・秀吉・家康といった天下人が、天皇・公家たちと政治的交渉を繰り広げ、互いに利益を求めつつ利用し合った実態を明らかにする。朝廷は「武家の傀儡」とするイメージを覆し、天皇・公家の主体性を再評価する。 プロローグ 影の薄い天皇と公家衆/足利将軍と朝廷(公家衆のさまざまな動き〈戦国最末期の足利将軍と公家衆/公武をつなぐ御台所〉/裁判と相論〈二つの裁判所ー「裁判所」としての幕府と朝廷/幕府と朝廷が裁定した相論/相論にみる朝廷と将軍たちの対応ー禁裏大工職をめぐって〉/儀礼から見る将軍と天皇・公家衆との関係〈将軍の献上と天皇の下賜/足利義昭による天皇との関係づくり/足利義昭による公家衆との関係づくり〉)/織田信長と朝廷(信長の朝廷対応〈戦国時代の改元/信長の講和交渉〉以下細目略/朝廷の政務運営と信長/信長と天皇・公家衆との交流)/豊臣政権と朝廷(秀吉の朝廷対応/豊臣政権と天皇・公家衆との交流/秀頼と家康ー二人の「武家」と朝廷/家康の対朝廷政策)/エピローグ 戦国期朝廷の実像

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