人間の剣(戦国編)

森村誠一

1999年2月28日

読売新聞社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

剣の長さは二尺四寸、元幅一寸、反りは七分、柄は鮫皮で包み、組糸は菱に巻いている。実戦本位で銘はない。食うか食われるかの戦国の世は、槍一筋の働きで一国を取れるジャパンドリームの時代であると同時に、力のない者は速やかに淘汰される酷烈な社会だった。信長覇道の端緒となった桶狭間の戦い、武田家滅亡の契機となった長篠の戦い、家康が豊臣家を滅ぼした大坂冬の陣・夏の陣-。史上名高い数々の戦役を舞台に、無銘剣の旅がつづく。ライフワーク「人間の剣」シリーズ中、最高傑作の戦国編。

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