物語がつくった驕れる平家

貴族日記にみる平家の実像

日記で読む日本史 12

曽我 良成

2017年2月10日

臨川書店

3,080円(税込)

人文・思想・社会

一時は権勢を誇りながら、驕り高ぶり、遂には滅びた一族「平家」。長らく受け入れられてきたこれらの平家像は多分に『平家物語』の影響によるものだった。『玉葉』『小右記』などの貴族日記を丹念に読み解き『平家物語』と比較することで、物語がつくりだした平家像を浮かびあがらせ、従来の解釈とは異なる彼らの実像に迫る!

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