シリアからの叫び

亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ2 15

ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ / 古屋 美登里

2017年3月2日

亜紀書房

2,530円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

目覚めると町は戦場になっていた 女性ジャーナリストが内戦初期のシリアに生きる人々を取材。砲弾やスナイパーや拷問の恐怖の下で暮らし、子供を育てるとはどういうことか。戦争とは、一体なんなのか。危険のただなかで語り出される、緊迫のルポルタージュ。 想田和弘氏(映画作家)推薦! 著者はシリアに入り、一般市民の目線でその恐るべき実態を描写する。彼女自身命がけ。よくもこんな取材ができたものだと圧倒される。本書はシリア人と著者の血で綴られた貴重な「歴史書」であり、平和な国の住民にとっては不吉な「予言の書」である。 全米各紙で絶賛! ノーベル賞作家アレクシエーヴィチを彷彿とさせる。灼けつくような、必読の書。  -ミチコ・カクタニ(「ニューヨーク・タイムズ」書評) 必読。抽象的政治的な観点からではなく、あくまで人間に寄り添って描かれた、シリアの革命と内戦のルポ。      -ロビン・ヤシン・カッサブ(「ガーディアン」書評) 2016年刊行と同時に、「パブリッシャーズ・ウィークリー」「ブックリスト」「カーカス・レビュー」「フィナンシャル・タイムズ」ほか全米で書評多数。

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