
思想家ドラッカーを読む
リベラルと保守のあいだで
仲正 昌樹
2018年2月24日
NTT出版
1,980円(税込)
人文・思想・社会
「マネジメント」「リーダーシップ」「プロフェッショナル」といった言葉ともに、日本でもビジネスマン、組織人を中心に大人気の経営学者・思想家のピーター・ドラッカーであるが、多作であることに加え、日本では彼の経営的側面・自己啓発的側面をそれぞれの分野の人が我田引水的に取り上げることも多く、その全体像はかえって見えにくくなっている。本書では、ドラッカーのテキストを精読することによってその思想を整理し、さらには同時代の西洋思想史(ナチズム・全体主義、自由主義、保守主義、アナーキズム、ユダヤ思想、ポストモダン思想)のなかに置き直し、その源泉と価値を見極め、新たなドラッカー像を提示することを目指す。そのうえで、日本におけるドラッカー人気とは、いったいなにを意味しているのかを考察する。 第1章 ウィーン時代のドラッカー 第2章 ドラッカーにとって国家とは? 第3章 ドラッカーにとってリベラルとは? 第4章 保守とリベラルの相克としての「マネジメント」 終 章 弱き個人ための企業コミュニティへ
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