ロトの紋章〜紋章を継ぐ者達へ〜（34）

前作ロトの紋章の公式の続編 こちらはもちろん大好きで、好きすぎて敬遠していた。だけど、コミックが出る度の帯や表紙がかっこよくてついに読み出す ただ、序盤はドラクエモチーフのファンタジーを読んでいるようで入り込めない。何より勇者がエヴァンゲリオンのシンジ君を彷彿させるような弱さ。これはいけない だけど、進むにつれて徐々に変化が！ 特に20巻以降の展開は圧倒的におもしろい。 これを読んでいて本当に難しいなと思ったのが公式続編における、前作のキャラの立ち位置だ。ファンが多いだけに登場したら盛り上がるけど、今のキャラを食ってしまうとこれは始末が悪い。ただ、この新しいロトの紋章は違った。絶妙すぎる 読み終わるとRPGを一本やり終えたかのような満足感が発動する。 本当に良作だった。