雛の鮨

料理人季蔵捕物控

ハルキ文庫

和田はつ子

2007年6月30日

角川春樹事務所

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが…。(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。

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azukikaferate

時代劇ミステリーだけども

starstarstarstar 4.0 2022年07月06日

事件がいくつも起こるが、その都度料理の話から。納豆汁や玉子豆腐が無性に食べたくなる。 当時の当たり前が沢山盛り込まれてるので、事件を解決しながらも江戸時代を沢山知ることが出来そう。 独特な言い回しや名称を調べないとならないことも多かった。

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