
破天の剣
ハルキ文庫
天野純希
2015年10月31日
角川春樹事務所
858円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
群雄割拠の戦国時代、九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評されるほどの戦巧者であった。だが兄弟の中で家久だけが母親の違う出自の為に深い懊脳を抱えていた。家久はその思いを払拭するかのように大友宗麟、龍造寺隆信といった九州の名だたる大名と奮戦を繰り広げ、島津の九州統一の夢に奔命する。しかし、天下人・豊臣秀吉とその弟・秀長が率いる大軍が島津家の前に立ちはだかるー。島津家の知将・島津家久の波乱に満ちた生涯を描く、第十九回中山義秀文学賞受賞作、待望の文庫化!!
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九州の戦国時代は
今までほとんど読んだことがなく、新鮮な気持ちで読めました。島津四兄弟も名前は知っているくらいで、そこまで知識がなかったので、これを機会にいろいろ読んでみたくなりましたね。大友サーガとかもありますし。 天野さんの作品は桃山ビートトライブ以来でしたが読みやすいですし、近年若手の歴史・時代小説作家が台頭してきているのはうれしいかぎり。 内容的には、家久の天才たるゆえの孤独感、出生に関する疑問などからくる葛藤など切ない描写が多かったですね。最後は救われるような終わりかたでよかったですが、真相まで書かなくてもよかったかなーとは思います。
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