まちへのラブレター

参加のデザインをめぐる往復書簡

山崎 亮 / 乾 久美子

2012年9月14日

学芸出版社

2,200円(税込)

科学・技術

参加型デザインって、コミュニティって、「つくらない」デザインって何だろう?建築家とコミュニティデザイナーによる、仲むつまじくもシリアスなやりとりから、従来の建築家像やデザインの意味を問い直す。ある駅前整備プロジェクトを通じて、二人のデザインが如何に融合してゆくのか、その過程を追体験する試みでもある。 ひたすらボールを投げ続けた一年──まえがきにかえて   乾久美子 夏の手紙ー参加型デザインの成り立ちが知りたい  一信 ランドスケープデザインについての素朴な問い  二信 生活者に関与しない男子中学生的建築家像  三信 住民参加そのもののデザインで問うのは“誰が?”と“何を?”  四信 コミュニティデザインにおける正義と公正  五信 都市を「転用」する手法/形が美しく、仕組みが美しく、振る舞いが美しいこと  六信 ワークショップにおける形(ゲシュタルト)の提案について  追伸───山崎亮 秋の手紙ー生活者と設計者のコミュニケーションについて  七信 システムが開くこと、閉じること  八信 商業と市民活動のせめぎあい  九信 人と自然のせめぎあい  十信 プロセスを図面化することの難しさ  十一信 プロポーザル・コンペ批判!  十二信 問題を解くためのドローイング、プロジェクトを進めるためのシナリオプランニング  追伸───乾久美子 冬の手紙ーコミュニティって、何だろう  十三信 市民の意見とは何か  十四信 「賑わい」という言葉への違和感  十五信 コミュニティは意思を持った人の集まり  十六信 建築的思考が「つくらないこと」に役立つのに…  追伸───山崎亮 春の手紙ーデザインの必然性はどこに?  十七信 「ああならざるを得ない」デザイン  十八信 ラカトン・アンド・ヴァッサルの建築  十九信 「つくること」のなかにあるグラデーション  追伸───乾久美子  とりあえず、一区切り──あとがきにかえて   山崎亮

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