
ポジティブ認知行動療法
問題志向から解決志向へ
フレドリケ・バニンク / 津川秀夫
2015年9月25日
北大路書房
4,180円(税込)
人文・思想・社会
本書の特徴は,「苦悩の低減からサクセス構築へ」という原著の副題に端的に表れている。従来のCBTは,問題,症状,限界など,人の弱みに焦点をあて,それを減らすことを目指してきた。すなわち,問題志向パラダイムである。しかし,複雑な相互作用のある状況においては特定の原因を取り出すことは難しく,また,問題をなくすことがそのまま解決とは限らない。そこで,問題志向パラダイムに基づくCBTから,解決志向・ストレングス志向パラダイムのポジティブCBTへの移行が提唱されている。 …ポジティブCBTは,問題志向パラダイムのCBTを,ストレングス志向・解決志向のパラダイムにシフトさせたものである。比喩的に言えば,CBT,ポジティブ心理学,解決志向ブリーフセラピーという3つの異なる領域間に,ポジティブCBTという橋を架けたことになる。 (本書「訳者あとがき」より引用) ◇主な目次 序 第1部 理論 第1章 認知行動療法とは 第2章 ポジティブCBTとは何か 第3章 ポジティブCBTの可能性 第4章 ポジティブCBTの2つのルーツ 第2部 実践 第5章 治療同盟の促進 第6章 アセスメント 第7章 見方を変える 第8章 行為を変える 第9章 感情を変える 第10章 ホームワークの設定 第11章 2回目以降のセッション 第12章 ポジティブCBTのセラピストの役割 第3部 発展 第13章 カップルとグループへのポジティブCBT 第14章 子どもと家族へのポジティブCBT 第15章 職場におけるポジティブCBT 第16章 ポジティブCBTとその未来 第17章 よくある質問(FAQ) 結び 序 第1部 理論 第1章 認知行動療法とは 第2章 ポジティブCBTとは何か 第3章 ポジティブCBTの可能性 第4章 ポジティブCBTの2つのルーツ 第2部 実践 第5章 治療同盟の促進 第6章 アセスメント 第7章 見方を変える 第8章 行為を変える 第9章 感情を変える 第10章 ホームワークの設定 第11章 2回目以降のセッション 第12章 ポジティブCBTのセラピストの役割 第3部 発展 第13章 カップルとグループへのポジティブCBT 第14章 子どもと家族へのポジティブCBT 第15章 職場におけるポジティブCBT 第16章 ポジティブCBTとその未来 第17章 よくある質問(FAQ) 結び 参考Web Sites 付録A 初回面接の計画書 付録B 例外探しのための計画書 付録C 2回目以降の面接の計画書 付録D ポジティブFBAの面接 付録E 問題の外在化 付録F 相互作用マトリックス 付録G 紹介元への質問票 付録H 例外の日誌 付録I セッション評価尺度 訳者あとがき
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