人を魅きつけるリーダーの条件

いつの世でも、リーダーには、人格的向上が必要とされた。しかし、今ほどそれが求められている時代はないのだ。ただし、人格の向上とはいっても、それは雲上人、聖人君子になれということではもちろんない。むしろ、市場や職場の人々の中に入り、「人間」というものを真に理解し、共に知恵を出し合う「血の通った人間」になることこそ必要なのである。本書はその意味で、経営者、管理者の「人間論」であり「人生論」でもある。