
発達支援学:その理論と実践
育ちが気になる子の子育て支援体系
加藤 正仁 / 宮田 広善 / 全国児童発達支援協議会
2011年6月30日
協同医書出版社
5,280円(税込)
人文・思想・社会 / 医学・薬学・看護学・歯科学
特別な支援を必要とする子どもたちのための 医療、教育、福祉にまたがる専門家の力を結集する「発達支援学」 本書は、平成21年度障害者保健福祉推進事業の一環として実施されました「障害児施設の一元化に向けた職員養成に関する調査研究」から生まれた教科書で、子育て支援の今後のありかたを見据えて「発達支援学」という包括的な視野を提言するものでもあります。 現時点ではまだ、医療、教育、福祉、法制度という異なる分野にまたがって行われている支援の力を結集し、子どもの育ちを個人のライフスパン、そして共に生きていく社会という大きな視点から連携して継続的に支援する体制を確立するために、各分野の第一人者が集まり執筆されました。 内容は、ご自身の守備範囲に連携する分野のことを効率良く学べるよう、わかりやすくコンパクトに編集されており、「発達支援学」の理論的基盤、法制度から医療・保健に至るまでの全分野を網羅しています。さらに、日々の暮らしの中で、子どもの抱える問題の解決に留まらず、子どものもっているさまざまな力を発見し、さらに育て、伸ばしていくためにできるさまざまな実践方法についても具体的に解説しました。 ■第1部「発達支援の意味と役割」 発達支援の意味と課題/家族支援について/親の障がい受容とメンタルヘルス/ノーマライゼーションと統合保育/アセスメントとチームアプローチ/個別支援計画について/就学支援について/家族支援と児童虐待/子どもの権利条約と障がい乳幼児/自立支援協議会と地域ネットワーク ■第2部「発達支援の技法と理論」 行動分析学の考え方とその実際/ポーテージ・プログラムの考え方とその実際/TEACCHの考え方とその実際/モンテッソーリ法の考え方とその実際/インリアル・アプローチの考え方とその実際/AACの考え方とその実際/非音声言語手段による言語指導の考え方とその実際/音楽療法の考え方とその実際/感覚統合療法の考え方とその実際/脳性麻痺の運動障がいの考え方とその実際/スイミング療法の考え方とその実際/ポジショニングと環境調整の考え方とその実際 ■第3部「発達支援の日常実践」 こころの育ちを育む/見る力を育む/聴く力を育む/食べる力を育む/まねる力を育む/粗大運動面・姿勢や移動能力を育む/“もの”を操作する力を育む/状況を理解する力を育む/コミュニケーションの力を育む/みんなと活動する力を育む ■第4部「発達支援に関わる制度」 児童福祉制度の現状とその動向/保育制度の現状とその動向〜障がい児保育を中心に/幼児教育制度の現状とその動向〜障がい幼児教育を中心に/特別支援教育の制度とその動向/障がいのある子どもの保健医療制度とその動向/海外の発達支援の制度とその動向/障害者の権利条約と子ども ■第5部「発達支援と医療」 “障害児医療”について/障害の発見から発達支援の開始へ/基礎疾患/日常の健康管理について/感染症対策/合併症とその対応/重症心身障害児/救急対応/遺伝相談
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