自然と文学

環境論の視座から

柴田陽弘

2001年10月2日

慶應義塾大学出版会

3,300円(税込)

人文・思想・社会

21世紀最大のキーワード「環境」を、文学の視点から考えるテキスト。 文学作品に見る「環境」をテーマに、英米・仏・独・中・日の各国文学の古今の作品を通して、人間と環境のさまざまなありようを論じ、現在の課題を明らかにする。 川村晃生(慶大国文教授)、巽孝之(慶大英文学教授)等10名が執筆する、ユニークな環境学テキストです。 序 章 思想としての自然               柴田陽弘 第1章 所有される自然     -ヨーロッパ中世文学の自然・環境・風景    松田隆美 第2章 「風景としての自然」と文学          斎藤太郎 第3章 人間の内と外の自然ー異類婚姻譚を通して    片木智年 第4章 世界図絵の中の水車              鷲見洋一 第5章 アメリカン・ロードの生態系     -サイモン、ガスリー、スタインベック     巽隆之 第6章 萩の古典誌     -文学と生活と                川村晃生 第7章 人は豚になれるか     -賢治童話の認識論              松村友視 第8章 現代中国の環境文学              杉野元子 第9章 異端と自然     -中国人作家の眼差し             関根謙

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください