日本の英語教育に必要なこと

小学校英語と英語教育政策

大津由紀雄

2006年7月2日

慶應義塾大学出版会

1,980円(税込)

語学・学習参考書

日本の英語教育の理念・目的は何か?〈小学校英語〉はどうあるべきか?本年3月、中教審外国語専門部会が「小学校5年生から週1時間程度の英語を必修化すべき」との提言をまとめたことを受けての緊急出版。前2著同様、小学校での英語教育に「反対」を示しながら、今回は英語教育全体をどのように構築すべきかという議論を展開、英語教育の進むべき道を探り、あるべき英語教育政策という根本問題を検討する。 はじめに1 英語教育政策を考える原理なき英語教育からの脱却を目指してー言語教育の提唱 大津由紀雄  英語教育の原理について 柳瀬陽介  英語を「教えない」ことの意味について考える 市川 力  英語支配論による「メタ英語教育」のすすめ 津田幸男  計画的言語教育の時代 山田雄一郎  モノリンガリズムを超えてー大学までの外国語教育政策 古石篤子  持続可能な未来へのコミュニケーション教育 鳥飼玖美子  多文化共生社会に対応した言語の教育と政策ー「何で日本語やるの?」という観点から 野山 広  日本の英語教育の現状と課題 菅 正隆  2 〈小学校英語〉を考える小学校での外国語教育ー期待すること、考慮すべきこと バトラー後藤裕子  公立小学校における英語教育ー議論の現状と今後の課題 大津由紀雄  小学校英語の必要性の主張のあとに必要なこと 直山木綿子小学校での英語教育の意義と課題 田尻悟郎  小学校英語の現状と今後の展望 菅 正隆  3 ことばの教育を考える英語教育の目的ー入門教育か運用能力の育成か 波多野誼余夫  対談 ことばの教育をめぐって 安西祐一郎/大津由紀雄

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