
海外の安楽死・自殺幇助と法
甲斐克則
2015年11月7日
慶應義塾大学出版会
5,060円(税込)
人文・思想・社会 / 医学・薬学・看護学・歯科学
▼安楽死、医師による自殺幇助。 一般に大きな法的・倫理的問題として報道されるこうした事例は、海外ではどのように扱われているのか? アメリカ、英国をはじめ、ドイツ、フランス、そして積極的に安楽死を認めるオランダといったベネルクス3国など、代表的な国々の法とその運用を、当該諸国の代表的な研究者が紹介・解説する。 医事法の第一人者である甲斐克則教授の監訳・編纂による、法と倫理の限界領域を紹介する書籍。 第1部 英米法圏国家の状況 (アメリカ合衆国の状況) 第1章 アメリカ合衆国における自殺幇助と法の支配 カール・F・グッドマン / 甲斐克則(訳) (英国の状況) 第2章 英国における終末期の意思決定 シーラ・マクリーン / 甲斐克則・新谷一朗(訳) 第3章 自殺幇助に関するインフォーマルな法の変容 -検察官のための 指針ー ペニー・ルイス / 甲斐克則(監訳) / 福山好典・天田悠(訳) (オーストラリアの状況) 第4章 安楽死・自殺幇助と法 -比較法的アプローチー ジョージ・ムスラーキス / 甲斐克則(訳) 第2部 大陸法圏国家の状況 (ドイツの状況) 第5章 臨死介助の刑法上の問題性 ハロー・オットー / 甲斐克則・久藤克子(訳) 第6章 ドイツにおける臨死介助および自殺幇助の権利 ヘニング・ローゼナウ/甲斐克則・福山好典(訳) (フランスの状況) 第7章 フランス法における安楽死 クリスティアン・ビック / 柿本佳美(訳) 第3部 ベネルクス3国の状況 (オランダ・ベルギーの状況) 第8章 オランダとベルギーにおける安楽死と医師による自殺幇助 アグネス・ヴァン・デル・ハイデ / 甲斐克則・福山好典(訳) (ヨーロッパ全体・ベルギーの状況) 第9章 安楽死 -ヨーロッパおよびベルギーにおけるスタンスと実務ー リュック・デリエンス / 甲斐克則・福山好典・天田悠(訳) (ルクセンブルクの状況) 第10章 ルクセンブルクにおける臨死介助 -新法の成立過程,解釈お よび実務ー シュテファン・ブラウム / 甲斐克則・天田悠(訳) 編訳者解説・あとがき
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