
実験国家 アメリカの履歴書 第2版
社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡
鈴木 透
2016年12月15日
慶應義塾大学出版会
2,750円(税込)
人文・思想・社会
▼植民地時代から21世紀まで、アメリカの歴史を多面的な視点から解き明かす入門書! ▼2016年に新たな大統領を選出したアメリカ。ブッシュ〜オバマ政権の時代を検証する章を加筆した、新しい視点のロングセラー・テキストの改訂版。 ▼建国の理想と不平等な現実の落差、人為的な集団統合の必要性、国としての歴史の短さ。 いくつもの弱点を抱えているかに思えるアメリカが、それでもなぜ超大国へと上りつめることができたのか? また、アメリカの時代はもう終わったのか? ▼WASPという多数派が不在となり、世界でも類のない格差/分断社会となったアメリカを、その成立から現代までを語り下ろす。 現代アメリカを読み解き、今後を占うのに必読の1冊。 まえがき 第2版の刊行によせて 第1章 序論ー現代アメリカの見取り図 第2章 アメリカという「物語」-ピューリタニズムのレトリック 第3章 独立宣言と合衆国憲法ーその理念と問題点 第4章 「アメリカのアダム」-文学にみるアメリカの文化的独立 第5章 「連邦」対「州権」-奴隷制度と南北戦争 第6章 「開拓」か「侵略」かーフロンティアの神話と現実 第7章 競争原理と公共の利益ーアメリカン・ドリームの光と影 第8章 正統と異端ーファンダメンタリズムと100%アメリカニズム 第9章 恐慌から冷戦へー第二次世界大戦と合衆国 第10章 分裂する超大国ー1960年代の精神風土とベトナム戦争 第11章 世界一豊かな国の「他者」-公民権運動と女性解放運動 第12章 過去との対話ー建築からみたアメリカ 第13章 ベトナム後遺症を超えてー1980年代のアメリカ再生への処方箋 第14章 統合化と多元化の行方ー1990年代におけるアメリカの細分裂 第15章 テロとの戦いと格差社会ー唯一の超大国の誤算と変革への希求 第16章 未来のアメリカへの視角 人名索引 事項索引
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