精選 折口信夫 第5巻 随想ほか・迢空詩編

折口 信夫 / 岡野 弘彦

2019年3月7日

慶應義塾大学出版会

3,080円(税込)

人文・思想・社会

折口信夫の最後の弟子が後世に残す 折口信夫のエッセンス 折口の学問は ひと、風土、まなびから どのように血肉化していったのか 「民族史観における他界観念」草稿を初収録 ▼折口信夫の最後の弟子、岡野弘彦氏が編む、折口学を後世に残すためのアンソロジー。 自身や家族、師・友との交遊、奈良・飛鳥など日本の文学をはぐくんだ風土の随想を中心に、神道論、詩論、学問論、さらに敗戦後に生み出された贖い切れぬけがれを吐露した迢空の詩を収録。 また、「何の為に、神が来り、又人がその世界に到ると言ふ考へを持つやうになったか。さうして又何の為に、邪悪神の出現を思ふやうになったか。」--比較民俗学的な未解決の課題を投げかけた「民族史観における他界観念」の草稿を初収録する。  凡 例 零時日記(1) 海道の砂 その一 折口といふ名字 わが子・我が母 留守ごと 細雪以前 茶栗柿譜(抄) 増井の清水の感覚 花幾年 自歌自註 海やまのあひだ(抄)「夜」「島山」 自歌自註 春のことぶれ(抄)「気多はふりの家」 山の音を聴きながら 招魂の御儀を拝して 島の青草 沖縄を偲びて 古事記の空 古事記の山 飛鳥を思ふ 春の歌の話 野山の春 鏡花との一夕 寿詞をたてまつる心々 平田国学の伝統 民族教より人類教へ 詩語としての日本語 詩歴一通 私の詩作について 『古代研究』 追ひ書き   * 民族史観における他界観念(草稿)   * 迢空詩編  先生晩年の歳末・年始  岡野弘彦  解 題  長谷川政春

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