
マルクス派数理政治経済学
大西 広
2021年10月15日
慶應義塾大学出版会
2,970円(税込)
ビジネス・経済・就職
階級闘争とは何か、覇権主義とは何か 中間層の動向や税制・社会保障政策が政権交代に与える影響、米中覇権争いと経済の再ブロック化の意味など、具体的・今日的課題を取り上げ、精緻な数理モデルを用いて新たな視角と知見を提供する。現代に呼吸するマルクス経済学の最前線へ! 本書が扱う問題は,「経済的土台」での階級関係が「政治的上部構造」にどのような影響を与え,また反作用を受けるか,というものに尽きる。たとえば,被搾取階級たる労働者階級が資本家階級との間に持つ経済的利害関係が社会運動を含む政治状況をどう規定するか,その際,両階級の中間に位置する諸階級がどう反応するか,独自の運動法則を持つ「政治家」がこれら諸階級の利害をどのように代弁し,よって現実経済にどのような影響を及ぼすか,というようなものである。また,このような経済・政治間の相互関係は諸国家間にもあり,マルクス主義は「帝国主義」としてそれを論じた。
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