覇王の軍(7)
Ryu novels
羅門祐人
2002年4月30日
経済界
932円(税込)
小説・エッセイ / 新書
壮絶なるハワイ沖海戦の後、太平洋戦線は一時的な休戦状態に入ったかのようだった。大日本連邦軍はミッドウェイ沖に強力な艦隊を待機させ、後手後手に回る米軍と静かに対峙する。極東戦線ではロシア共和国より極東ロシア帝国が独立を果たし、中華帝国との同盟に向け前進する。1936年12月、戦いの焦点は中東にあった。ドイツ共和国陸軍とイギリス連合共和国海軍に対抗し、ペルシャ王国陸軍と大日本帝国同盟軍、イタリア王国海軍がスエズ運河の覇権を死守せんとす。しかし、中東に派遣された連邦海軍は、イスラム世界の掟に縛られ苦戦を続けていた…。
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