ポーランドの建築・デザイン史
工芸復興からモダニズムへ
デイヴィッド・クラウリー / 井口 壽乃 / 菅 靖子
2006年5月23日
彩流社
3,300円(税込)
科学・技術
18世紀末、隣接する列強に分割されてヨーロッパの地図から消え去ったポーランド。1918年の独立後も常に「祖国喪失」に晒された自国の複雑な歴史に直面した芸術家やデザイナーたちは、独自の「ポーランド文化」の創造に重要な役割を果たした。デザイン改革の理念と実践、中東欧の文化表象の構造と西欧とのつながり(バウハウス、デ・ステイル等)、ナショナリズムとの関係をとおして、政治的・社会的動向が明確に映し出されたポーランドの建築・工芸・デザインを考察する。
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