芥川龍之介の愛した女性

「藪の中」と「或阿呆の一生」に見る

高宮 檀

2006年7月25日

彩流社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

芥川没後80年…発見された新資料をもとに異才・高宮檀が天才・芥川龍之介のコードを読み解く! 女性たちは作品のなかに生きている…芥川文学の多層構造とそこに隠された女性たち(秀しげ子と野々口豊)の実像を探るドキュメント。 目次  第一部「藪の中」-- 愁色の歌人・秀しげ子    十日会での邂逅       しげ子以前から彼女の女子大卒業まで       しげ子の結婚       芥川との邂逅以後       料亭「奥の植半」       情事の日と道のり       真相探し無用論は無用か       「藪の中」の犯人をめぐる諸説       「藪の中」の中の「藪の中」論       金沢の「武弘」と南部修太郎       「真砂」でのふたり       ふたりはいつ帰ったか   第二部 「或阿呆の一生」-- 月色の佳人・野々口豊       美しき弔問客       豊の来歴       「十八 月」-- 遭 遇       芥川の出張旅行       紀行文「京都日記」      芥川は豊といつ《遭遇》したか       豊の嫁ぎ先       はじめてのランデ・ブウ      秘 事       ヤクザっぽい亭主       浜木綿という言葉       関東大震災以後       美しき墓参者

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