不安の書【増補版】

フェルナンド・ペソア / 高橋 都彦

2019年8月6日

彩流社

5,720円(税込)

小説・エッセイ

ポルトガルの詩人、ペソア最大の傑作『不安の書』の完訳。 装いも新たに、待望の復刊! 旧版の新思索社版(初版2007年、第3刷2012年)より断章6篇、 巻末に「断章集」を増補。 生前は文壇の一部を除いて、 無名の存在であったフェルナンド・ペソア(1888–1935)。 没後、大型の収納箱に残された膨大なテクストにより、 20世紀前半のヨーロッパを代表する詩人・作家となる。 本書『不安の書』は、ペソアが長年にわたり構想を練り、 書きためた多くの断章的なテクストからなる 虚構上の著者、帳簿係補佐ベルナルド・ソアレスの魂の書である。 紹介者フェルナンド・ペソアの序 第1部 ベルナルド・ソアレスの序論(断章) 第2部 告白   1 生前ペソアにより刊行されたか、あるいは     そのために準備されたテクスト   2 予め準備されたのではないが     年代順に配置されたテクスト   3 日付のないテクスト 第3部 題名のある文学的なテクスト   1 生前に詩人の発表したもの   2 年代順のもの   3 日付のないもの 【増補】   結婚に失敗した女性への助言(1)   結婚に失敗した女性への助言(2)   結婚に失敗した女性たちへの助言(3)   効果的に夢見る方法(1)   効果的に夢見る方法(3)   形而上学に従って効果的に夢見る方法 フェルナンド・ペソアと『不安の書』(高橋都彦) 訳者あとがき 断章集

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

4

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください