嫌われモノの〈広告〉は再生するか

健全化するネット広告、「量」から「質」への大転換

境治

2020年7月17日

イースト・プレス

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

ブランディングを無視した「PV至上主義」「CPA至上主義」の時代は終わる。 WELQ事件、漫画村、フェイク広告、アドフラウド……悪質なネット広告の闇から抜け出すために。 生き残る広告主・代理店・メディアが進むSDGs/DX時代の広告の在り方! 〈内容紹介〉 ネット広告費がついにテレビ広告をも抜いた現代。しかし、「PV数さえ稼げれば何でもよい」という感覚の下、悪質な広告やメディアが蔓延する事態となっている。広告団体、広告代理店、ウェブ・プラットフォーマー、ネット・メディア……取材を通じて明らかになった、広告の問題と解決策。ブラックボックス化した悪質なネット広告の世界からブランドを守り、健全化していくための道筋を伝える。 〈本文から〉 広告が嫌われるのは、金儲けのツールだから。欲望を躍起になって刺激するだけなら、そう言われても仕方ない。だが、広告がコンテンツに紐づく場所に立ち戻ることで、欲望の喚起とは違う役割にシフトしていくのではないか。 ーー欲望ではなく、互いに必要とする、人びとと企業を結びつける装置。元々の広告の役割はそこにあるはずだし、これからもう一度、広告はそういう落ち着いた存在になっていくのではないかと思うのだ。 (「Last Capter:これからの広告の在り方はどうなるか?」より) 〈主な取材対象者〉 日本インタラクティブ広告協会(JIAA) / 日本アドバタイザーズ協会(JAA) / 朝日新聞社 「withnews」副編集長 朽木誠一郎氏 / NHK 報道局ネットワーク報道部チーフ・プロデューサー 蔵重龍氏 / ADKマーケティング・ソリューションズ デジタルビジネスプロデュースセンター長 清家直裕氏 / スマートニュース 執行役員広告事業担当 川崎裕一氏 / メディアジーン CEO 今田素子氏 / 講談社 ライツ・メディアビジネス局局次長 長崎亘宏氏

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