ルポ 難民化する老人たち
イースト新書
林美保子
2016年12月10日
イースト・プレス
997円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
ひと昔前は、老後と言えば「悠々自適」という言葉が決まり文句のように冠されていた。一線を退いた後は仲間と趣味に興じて、夫婦で旅行に出かけ、気前よく子や孫に小遣いを渡して歓心を買うー。しかし時代は変わった。生活保護支給額よりも低い国民年金に頼る者は、貧困に喘いでいる。“個”の時代は、孤立死の問題までももたらした。超高齢社会の到来に、介護問題も噴き出している。こうした大きな社会変化の中で、立ちすくみ右往左往する高齢者たちを丹念に取材したルポルタージュ。
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HONAMI
憂鬱な老後、長生きってちっとも幸せなんかじゃない
生保より少ない年金で、健康寿命は70代前半まで。残りの10数年は介護を受けて暮らす。特養や認可施設はどこもいっぱい。老後資金を狙った詐欺師やちゃんとした銀行マンからでさえ投資商品を売りつけられる。施設に入れたとて虐待を受けちゃったり……歳をとるってなんなんだろう。長生きはもはや苦でしかないのでは?自分の頭はどんどん判断力を失い、体力も失う。少ない資金で爪に火を灯すように暮らす。長生きって苦しい。この国で、いやどこの国でも、幸せな最期を迎える人なんてほんのひと握りなのかもなぁ……
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