聖の社会学

イースト新書

勝桂子

2017年4月11日

イースト・プレス

997円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

バブル崩壊後の停滞期に入ると、平均的な家庭では、亡くなった人の供養のために払える原資が薄くなった。給与は上がらないのに、闘病や介護で資産は激減。子どもたちの教育にかかる金額も尋常でない。その結果が、「寺離れ・暮じまい」の大流行である。昭和の慣習の礎を失った現代日本人がメンタルヘルスに問題を抱えていることも、葬儀や供養の簡略化・個人化と無関係ではない。多忙な現代社会において、生きる実感を取り戻し、「いかに生き、いかに死者を弔うべきか」を示唆する聖と出会うための処方箋!

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

2

未読

0

読書中

0

既読

2

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

後半は日本の仏教会への提案みたいになっているがやや理想論すぎるかな

-- 2019年11月11日
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください