帝国主義支配を平和だという倒錯

新自由主義の破綻と国家の危機

鎌倉孝夫

2015年8月31日

社会評論社

2,970円(税込)

人文・思想・社会

自衛隊を「わが軍」という安倍晋三の野望は、日本国憲法を破壊して米国の戦争に参戦する大日本帝国の復活である。そのために、兵器と原発を含めたインフラシステムの輸出を促進し、国内産業の基軸として軍産複合体の形成を推進しようとしている。こうした帝国主義支配を「平和」だという倒錯の背後にある、新自由主義の展開がもたらした金融・財政破綻を解明し、戦争国家に向かう安倍政権を徹底的に批判する。

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