待ち行列

基礎数学選書 8

鈴木 武次

1972年9月10日

裳華房

3,960円(税込)

科学・技術

道路交通、鉄道、飛行場、生産工程、電話、コンピューターなどにみられる“待ち行列”の現象解明は、オペレーションズ・リサーチの分野で最も重要なテーマの一つである。  本書は、待ち行列の数理的構造と応用とを結ぶターンパイクの役割を果たし、“待ち行列”の底を流れる思潮を明らかにする。 1.待ち行列とは  §1 例  §2 待ち行列の発展史 2.ポアソン到着  §1 ポアソン到着の定義(1)  §2 ポアソン到着のランダム性  §3 到着時間間隔の独立性  §4 指数分布のマルコフ性  §5 ポアソン到着の定義(2) 3.M/M/1  §1 ケンドールの記号  §2 M/M/1 における系の長さのマルコフ性  §3 系の長さ Q(t) の表現  §4 遷移確率 Pij(t) の表現(有限時解)  §5 系の長さ,列待ち時間の漸近的性質  §6 定常分布とフィンチの定理  §7 全稼働時間 4.M/M/s とネットワーク  §1 M/M/s  §2 M/M/∞  §3 M/M/s(s) (損失系)  §4 M/M/s(s+m)  §5 有限入力源の M/M/s  §6 列待ち時間に制限のある M/M/s  §7 集団待ち行列  §8 優先権のある M/M/s  §9 退去過程と直列型  §10 ネットワークと容量 5.M/G/1 と GI/M/1  §1 隠れマルコフ法  §2 マルコフ連鎖の極限定理  §3 定常条件と定常分布  §4 サービス分布,到着分布の効果  §5 過密輻輳における定常分布の特性  §6 M/G/1 における仮の待ち時間  §7 M/G/1 の任意時点における定常分布  §8 GI/M/1 の任意時点における定常分布  §9 双対性  §10 GI/M/s 6.GI/G/1  §1 リンドレーの方法  §2 チュン・フックスの定理  §3 D/Ek/1 と El/D/1  §4 定常分布のモーメントの存在条件  §5 モーメント,末尾分布に関する不等式  §6 スピッツァーの公式  §7 過密輻輳における定常分布の特性  §8 収束速度と極限定理  §9 退去過程の特性  §10 GI/G/s 7.平均値の公式と保存の法則  §1 規律と標本量  §2 平均値の公式  §3 保存の法則  §4 ラッシュ問題

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