紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代

越境する近代 4

姜 竣

2007年8月30日

青弓社

3,740円(税込)

人文・思想・社会

戦前には「不気味なもの」として警察によって都市から排除される一方で、教育現場に包摂され活用された紙芝居。その歴史をふまえて紙芝居『墓場奇太郎』の怪奇譚としての一面を明らかにして、紙芝居とその時代に映る「不気味なもの」から幻想と異端の実相を逆照射する。

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