生かされてあるいのち

梶川 敦子

2010年10月2日

青弓社

3,080円(税込)

小説・エッセイ

こころの自由を求めてーー「懐かしい父母。寛大だった夫。タエ子姉。それに恩師S」。戦前・戦中・戦後を背景に、数奇な運命を精いっぱい生きてきたアカネの半生をおだやかに描く。作家・芹沢光治良の弟子だった作者が恩師に捧げる自伝的長篇小説。 プロローグ 第1章  おカネ婆さん  村の話  アカネの場合  母の肖像  村の祭り  ヒグチさん  アカネの家族 第2章  新しい家  愛の原点  入試、ある出会い  ママの昇天  父と娘たち  オトメ山  それなりの教育パパ 第3章  新しい「ママ」  父親の誤算  夏休み、そして秋から冬へ 第4章  再び、父と娘二人の生活  カマキリ先生  マリアのまなざし 第5章  そして、また。  叔母と、タエ子とウメさんの場合  すべてが変わる時 第6章  阿佐ヶ谷へ  妹の誕生  継子とは  新しい家族  タエ子の不幸 第7章  高円寺の家  妹が二人。そして母親の就職  四人姉妹 第8章  戦いの予感  コップのなかの嵐  アカネの災難 第9章  タマちゃんの死  パーマネント事件  タエ子の縁談  作家Sとの出会い 第10章  太平洋戦争  図書館へ  自殺願望。そして次の幕 第11章  柿の木の見える部屋  帰るも地獄  狂気の結果  束の間の平穏  雛飾り 第12章  ともしび  空襲  焼け跡で  おとずれ 第13章  終わりの予感  終戦  転居 第14章  婚約  タエ子の場合  結婚 第15章  新しい命  パニック  転居。そしてサトルの発病 第16章  小康の日々  急変  生と死の間で 第17章  遠い呼び声  タエ子の死  父親の帰宅 終章 エピローグ あとがき

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