最後の証人

宝島社文庫

柚月裕子

2011年6月30日

宝島社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

元検察官の佐方貞人は刑事事件専門の敏腕弁護士。犯罪の背後にある動機を重視し、罪をまっとうに裁かせることが、彼の弁護スタンスだ。そんな彼の許に舞い込んだのは、状況証拠、物的証拠とも被告人有罪を示す殺人事件の弁護だった。果たして佐方は、無実を主張する依頼人を救えるのか。感動を呼ぶ圧倒的人間ドラマとトリッキーなミステリー的興趣が、見事に融合した傑作法廷サスペンス。

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Readeeユーザー

シリーズ

starstarstar 3.0 2024年03月14日

佐方シリーズの他の本に比較すると同一の作家が書いたのかと疑う程拙い。 それだけ飛躍的に成長したという事なのだろう。 少なくともこの本を読んでイマイチと思った人は検事の本懐等を読む事をオススメする。 読んでおいた方が良い作家である事は間違いない。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年10月11日

「パレートの誤算」のような、犯人を推理していく話ではないな、と思っていたけど、終盤で見事騙されていたことに気づく、よく作られた話で面白かった。殺されたのが島津でなく美津子だったとは。 佐方の検事をやめた理由がちょっとベタかなというのだけ残念だった。

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