
法と時間
千葉正士
2003年3月31日
大学図書
7,150円(税込)
人文・思想・社会
世界中の人間の日常生活では、法は国の法律だけでなくスポーツルールも学校や会社の規則も家族や部族のしきたりも法であり、時間も時計と暦りほかに地方や農業や宗教また羊飼や砂漠には自然と行事の時間がある。どちらも様々に異なるからそれぞれの間には衝突混乱が起っても不思議ではないのに、一つの社会には全体として一つの秩序が成立している。それは何故なのか。本書はこの疑問を提起して英独仏の文献を渉猟し、その多様な実例とくに公式法体制と公式時間制とは別に、非公式の法と時間が行われている例を検証し、進んで多元的法体制と多元的時間制が、一応は別個に成立しつつしかも両制は平行した働く法規範だとする理論を建てた。法文化を探索する法人類学の成果である。
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