新幹線をデザインする仕事

「スケッチ」で語る仕事の流儀

福田哲夫

2015年8月1日

SBクリエイティブ

1,760円(税込)

科学・技術

●ビジネスでの「革新的な創造」に求められる力 東海道新幹線が開通して半世紀ーー 今なお進化を続けるその雄姿は、 いかにつくりあげられてきたのか。 乗客が目にするその〝カタチ〟には、 多くの性能向上を実現すべく智慧と工夫が詰まっている。 どこを走るのか、誰が乗るのか。 そうした条件に対し最善を尽くすべく、 多くの技術者たちが集まるプロジェクトチーム。 その一員として、デザイナーは、 いったいどのような仕事をしているのかーー。 東海道新幹線700系やN700系プロジェクトに参加した インダストリアル・デザイナー・福田哲夫が、 新幹線車両のデザインの現場などを通して、 仕事をするうえで必要な「力」の本質を語る。 ビジネスにおける革新的な創造には、 コミュニケーションやチームワークに裏付けられた 「業務遂行能力」が欠かせない。 それらを下支えする「ひらめく力」「アイデアをカタチにする力」、 そして「チームをまとめる力」を、 描き下ろしのスケッチを交えながら 豊富な事例とともに紹介していく。 チームのひとりとして働く すべてのビジネスパーソンに読んでほしい一冊。 プロローグ 鉄道車両デザインの「現場」 第1章 「デザイン」とは何か 人、モノ、情報の流れで磨かれる 第2章 N700系を生み出した「仕事」たち 革新的であっても、それは必然のDNA 第3章 ひらめきのための技術 「タマゴを描く」ということ 第4章 カタチのための技術 プロセスは観察から始まる 第5章 まとめるための技術 プロジェクトに必要なチームワーク エピローグ 「点」ほどの「閃き」が「形」となる

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