
日本人の9割が知らない遺伝の真実
SB新書
安藤 寿康
2016年12月7日
SBクリエイティブ
1,045円(税込)
科学・技術 / 新書
◆ゲノム編集、クローン技術、iPS細胞……、21世紀は遺伝子の世紀だともいえそうだ。 いま注目の「行動遺伝学」からわかってきた、遺伝と環境、才能と努力、本当の関係! ベストセラー 『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘玲)を読んで面白いと思った人はさらに面白がれる! ◆行動遺伝学の第一人者が明らかにする! 教育学では、遺伝と学力の関係を無視してきたが、 「知能指数は80%遺伝」という衝撃をどう捉えればいいか? 身長や体重など身体的な特徴だけではなく、IQや性格への遺伝的影響も大きいことがわかってきた。ならば、勉強することには意味がないのか? しかし、遺伝的なものが自発的に発現するとは限らず、教育環境も重要である。 ◆「ヒトは生まれてから成人に向かうにつれて、さまざまな環境にさらされて、さまざまな経験を積むなかで、 だんだんと遺伝的な自分自身になろうとしている」、すなわち 「年をとるほど遺伝の影響は大きくなる」という現象なども見いだせる。 ■第1章:不条理な世界 ●「かけっこ王国」の物語 ●生まれつきの才能で決まる不条理 ●悪名高い優生学 ●遺伝の影響を実証的に調べる行動遺伝学 ■第2章:知能や性格とは何か? ●知能を計測する知能検査 ●「一般知能」という概念 ●知能検査で測れる能力が知能 ●産業革命以降、社会のあらゆる分野で抽象的思考が求められるようになった ●脳科学が示唆する知能の正体 ●人間の性格を表す3要素 ●性格は一次元の値で表せる? ■第3章:心の遺伝を調べる ■第4章:遺伝の影響をどう考えるか ■第5章:あるべき教育の形 ■第6章:遺伝を受け入れた社会
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(無題)
人間の能力は遺伝か、環境かというテーマについて、あらかた遺伝だが環境がそれを左右するという内容。適性に合った教育や職業が重要なのを再認識。
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