役に立たない読書

林 望

2017年4月7日

集英社インターナショナル

792円(税込)

小説・エッセイ / 新書

仕事や生活に役立てたい、情報通になりたい…。最近の人は読書に実用的な価値ばかりを求め、書物をゆっくり味わうことを忘れてはいないだろうか。本書は、そのような傾向に異を唱えるリンボウ先生が、「読書に貴賎なし」と、読書を自在に楽しむ方法を惜しみなく披露。古典作品の魅力と読み方も、書誌学の専門家としての知識を交えながらわかりやすく解説する。書物に触れる真の歓びに満ちた著者初の読書論!

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書痴夢

本読みには共感部分が多い

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4.2 2023年06月30日

紙の本が良い、本は結局娯楽だから好きなものを好きなように読めば良い、本は基本手放さないなど、本読みには共感出来る内容が多い。 電子書籍や、多分ともすると漫画なんかも下に?見ている感のある、そして一番良いのは古典だ等、かなり保守的で古いものの見方とは思うが、それでもやはり共感はしてしまった。 結構繰り返しが多かったり、他の書籍の内容をまんま長々引用してたりするが、それでも中身自体は短いのでさらっと読める。 そう言うのを含め、知り合いのおじいちゃんがする読書話を聞いている気持ちで読むと、楽しく読めると思います。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2019年11月18日

本は読みたいものを楽しみながら読むものだというのが大枠でその点は納得。ただ著者は古典文学の研究者なので知的や教養といった観点の読書論とはやや視点が異なる。

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