小林節の憲法改正試案
宝島社新書
小林節
2016年12月31日
宝島社
815円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
リベラルで保守派の憲法学者、小林節による憲法改正試案。憲法の基本さえ否定した自民党の憲法改正草案。それを批判してきた小林節が、立憲主義と平和主義に立脚し提案する。現在の日本国憲法の優れている部分を引き継ぎつつ、その欠点を改正した憲法改正試案がついに明らかになる。第9条には「自衛軍」を明記。自衛のためには海外で戦うことも認める。しかし国連決議以外の海外派兵は一切禁止。現代の国際情勢を踏まえつつ、いかに日本を守り、現制度を維持し発展させていくか。戦後70年以上の平和を守ってきた日本国憲法と日本を、次の段階へ押し上げる憲法改正試案である。
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