オサキ江戸じまい

もののけ本所深川事件帖

宝島社文庫

高橋由太

2018年3月6日

宝島社

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

周吉が奉公人として住み込む深川の献残屋「鵙屋」から届いた訃報…主人の安左衛門が刺殺され、下手人として女将のしげ女が自首したという。妖孤・オサキに取り憑かれた“オサキモチ”の周吉は、「オサキモチは家に災いをもたらす」との言い伝えから夫婦の悲劇に自責の念を抱え、恋仲だった鵙屋の娘・お琴を残したまま江戸を出て行くことを決意。しかしお琴もまた、遺書を残して行方不明になりー。

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