今川氏研究の最前線
ここまでわかった「東海の大大名」の実像
歴史新書y
日本史史料研究会 / 大石泰史
2017年6月30日
洋泉社
1,078円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
世の中の常識ー公家趣味に傾倒した今川義元は、天下号令のために上洛を目指したが、桶狭間合戦で敗死。その子息・氏真は、信長に報復もできない軟弱大名で、家康にも裏切られて同家は没落してしまった。本書の核心ー今川氏は室町将軍家の支流で、駿河守護、遠江守護を務めた。一時は、駿河から尾張の一部まで勢力を拡げ、周辺の有力大名と「同盟」を結び、外交戦略を駆使した大大名だった。
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