99のなみだ・波
涙がこころを癒す短篇小説集
Linda books!
リンダパブリッシャーズ
2014年9月30日
アース・スターエンターテイメント
628円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
7年、それは則行が障害をもつ息子から逃げていた月日だ。単身赴任から戻った我が家で彼は成長した息子と会話さえできなかった。父親の葛藤を描いた「俺の息子」。離婚で離れて暮らす末娘が駅の改札から出てきた。娘の背には大きなリュックが。幸せの意味を教えてくれる「幸せはリュックを背負ってやってくる」。3年前、俊哉は無理心中の未遂事件で一人ぼっちになった甥を引き取った。それ以来、実母は息子に会おうとはしない。親子の深い愛情が切ない「合わせる顔」。やさしい涙がこころにしみる12篇の短篇小説集。
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